SPALDING Canadian-lodge
ロッジテントと言うと小川キャンパルの代名詞ですが、ミネルバが廃盤になり
ついに日本のテントメーカーからロッジテントが姿を消してしまいました。
ロッジシェルターはまだ健在ですが。
ドーム型テント全盛の中、最近はそれを逆行するかのように昨年ロッジシェルターを買い
そして今年はこのブランドのテントを手に入れました。
ロッジテントでは、小川キャンパルと人気を2分していたようですが、僕もこれを目にするまでは
テントを作っていたとは知りませんでした。
今回手に入れたのは、Canadian-lodgeという名のロッジテントでして
ソロで行くにはちょうどいいサイズです。
床の大きさは200cmx240cm、室内の高さは170cmとちょっと低いですが特に問題はないでしょう。
重量は、ロッジにしては軽めの15kg。
構造は吊り下げ式の構造です。
このテントの特徴は正面と側面で幕体の厚さが違うことですね。
説明書に前後面が250Dエステルオックス、側面は70Dナイロンと書いてあります。
ちなみに、フライも前後と同じく250Dエステルオックス。
そして、床面がポリエチレンラミネートクロス、このような構成です。
出入り口は前面に1箇所、出入り口の横にベンチレーターを兼ねた小窓
背面にも窓が1箇所、全箇所モスキートネット付きです。
古い幕体ですが、縫製のほつれや幕体のダメージもなく、前オーナーの管理の良さが目立ちます。
とは言っても、経年劣化による要交換パーツがありましたので、すぐに交換
まず、フレームのショックコードの交換です。
黒いやつがゴム紐なんですが、ノビノビですでにただの紐状態。
ただ、このゴム紐はかなり丈夫なようで引張っても切れる気配なし。
保険でこのまま置いとくことにしました。
そこで新たなショックコードを鎖に繋ぎ、パイプを通してストッパーの金具に結束させる方法を行いました。
Before
after
後はフライシートに、防水スプレーの塗布とシーリングテープを縫製部分に取り付け
幕体の縫製部に、シームグリップを塗り作業終了~
さて、このテントは実に使い勝手良さそうです。
フレームとフライシートだけならタープの代わりもできますし、レクタの下に幕体だけ張れば
雨の日も安心・快適サイトの出来上がり。
僕的にはドームより、ロッジの方がよほど使い勝手がいいように思います。
ロッジ=重い・デカいという印象が強いのでしょうね。
こんなロッジテントが復活してくれるといいな~と思う今日この頃でした。
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